蘆洞:推定発射管制施設

FAS原サイト:http://www.fas.org/nuke/guide/dprk/facility/nodong-5.htm

 推定発射管制施設は、発射台の北西850mに位置する。発射台に沿って、この施設は、概ね北西35度(この方向から数度の差違を伴い)を向いており、この共通方向は、発射台とのこの施設の関係を明確に暗示している。残りの打ち上げ複合体への主要連結は、数多くのより小さな山道及び小道が地域を交差しているが、約3m幅の明らかに無舗装の道路を通して行われている。

 この施設は、約55m×75mに広がる平坦地域から成る。平坦地域の北西半分は、見たところ、発射台に近い南東半分より高度がわずかに高く、地域を二等分している。低い前方地域は、草木が完全に存在しない。少なくとも2つ、恐らく4つの未解明地点の物体(1m幅より若干大きい)が、この平坦地域において明らかであり、平坦地を対称に横切って配列されている。発射台から離れた後方の高い地域は、区画線が視認できるが、草木が部分的に覆い茂っている。

 主要アクセス道路は、南西から施設に入り、入口の直ぐ隣の地域は、25m×25mの舗装道路から成っているように思われる。約14m×14mの複数階・複数層のビルは、施設中央においてこの台座と、北東部において約12m×12mの別の1階建てビルと隣接している。約3m×8mの恐らくコンクリート製の小さな台座は、この1階建てビルの北西に位置する。

 約5m×10mの別の小さなビルは、主要施設の北西約25mの小さな広場に位置している。他の広場及び山道は、地域中に明らかである。

 この施設は、恐らく、試験飛行活動の支援において、発射管制及び打ち上げ管理を提供していると思われる。発射台及びミサイル組立ビルからの施設の孤立は、実際のハードウェアがこの施設と関連していない証拠である。恐らくコンクリート製の主要平坦地域への入口の台座、及びこの地域の平坦な前方部分は、恐らく、移動式レーダー及び光学追跡機材のための場所であろう。前方の平坦地域における未解明の左右対称の地点は、打ち上げ作戦を支援するために、この施設に一時的に配備される当該機材の据付のためのハードポイントを意味するのかも知れない。

 北朝鮮大浦洞のこの解像度1mの白黒画像は、1999年11月1日にSpace Imaging社のIKONOS衛星により収集された。画像は、大浦洞ミサイル施設を写している。

提供:"spaceimaging.com"
 

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最終更新日:2003/05/03

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